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一生で最後の恋

ひとりごと

私、櫻井翔担を降ります

今更数年前の担降りの出来事を文字に起こそうと思ったのには、ここ最近で起きた色々な出来事と心境の変化があったからでした。

きちんと「わたし、今日で降ります!」と宣言したわけでもなく、いつの間にかぬるっと辞めていた櫻井担。

この記事を書いたのは去年の年の瀬。ずっと下書き保存していたんですが、折角のこのタイミングなので思い切って公開しちゃいたいなと思います。

 

櫻井翔くんはわたしが世界で一番好きだった人です。今はもう翔くんなんて呼べないくらい雲の上の、高い高い所にいる存在になってしまいました。

 

何年もコンサートは当たらなくて、グッズは何時間も並ぶしジャニショのコーナーもいつも混んでいてまともに見れないし。本屋には表紙の雑誌が至る所にずらりと並んでいて、テレビで見ない日は殆どない嵐というグループ。

若さゆえの衝動的なフットワークもあったと思いますが、きっと今までもこの先も、一人の人間に対してあそこまでの熱量で応援することもないだろう、それくらいの勢いで櫻井担としての毎日を過ごしていました。

きっと収入面を見たら今の方がジャニーズのアイドルたちに対して使うお金は格段に多いけど、気持ちの面ではどうなんだろうか。愛とお金は比例する、とヲタクの口から聞いたことがありますが実際はそうでもない気がします。

とにかく当時のわたしはジャニーズなんてアイドルなんて嵐だけいればいいし、何をするにも嵐が一番。嵐と櫻井翔で世界が完結するような言わば『アラシック』だったわけです。

 

でももうわたしは、嵐をアイドルとして見ることができません。できなくなりました。

 

代わり映えしないコンサートのセトリとかマンネリ化するバラエティ番組とかそんなことはどうでもよくって、わたしは、トップになりたいという夢を叶えるために、新しいものを創ろうとただ貪欲に謙虚に自分たちの信じた道を突き進む嵐が好きだったんです。ファンが導くのではなく、「俺たちに付いてこいよ」とファンの手を引いてくれる嵐。

わたしは常々、個人の活動にはいつもグループであることが大前提で、個人で得たことをグループに持ち帰りグループとして成長させるものだと思っていました。でもいつしか彼は嵐の櫻井翔ではなく、櫻井翔になってしまっていた気がしました。

 

嵐のコンサートのチケットは確かに当たりません。わたしも何回涙を飲んだかわかりません。でも、コンサートってできることが当たり前じゃない。

「(コンサートに)来るの大変でしょうけど」って、アイドルからそんな言葉聞きたくなかったです。

仕事だから彼らにとってコンサートは義務なのかもしれない、だけどこんなのだったら義務なんかにしなくていいとまで思いました。

わたしは嵐に、いつだってアイドルでいてほしかった。若いアイドルが言うような臭いセリフなんて言わなくていい。仲良しこよしゴコイチでいてほしいとも言わない。

ただ、お茶の間のための芸能人にはならないでアイドルでいてほしかった。嵐の櫻井翔ですって自己紹介をしてほしかった。世間のための嵐ではなく、ファンのため、ヲタクのための嵐でいてほしかった。

嵐はいつだってわたしの夢の象徴だった。でもその願望が叶わないのならもう、わたしはアラシックでもなく櫻井翔担当でもない。 エゴの押し付けであることは重々承知の上です。

でも決して5人のせいじゃなく、わたしの気持ちと価値観が変わった時と、嵐を取り巻く環境が変わった時がちょうどピッタリ同じだっただけ。これはもう必然ではなく偶然。全く同じ言葉でも100人いれば100通りの受け取り方ができる。そのように、わたしはこういう風な受け取り方しかできなかっただけです。

  

そんな時に、貪欲に謙虚に自分たちの信じた道を突き進む若い子たちのパワーに惹かれました。

彼らを守ってあげられるのは、ファン以外いない。先輩たちが築き上げてきたレールに沿いつつも、いつかそのレールが途切れてしまうのならその先は自分たちで作るしかない。

彼らの楽しそうな姿、真摯に仕事に向き合う姿、仲間を思いやる姿はわたしの最大の原動力です。その姿を守るのは、他でもないわたしたちで、彼らが止まってしまったらわたしも止まるしかなくなってしまう。だって彼らの夢はわたしの夢とすら思わせてくれました。かつての嵐に抱いていた感情と全く同じです。

 

でもそのJr.たちに出会ったキッカケはやっぱり嵐がいたからだし、嵐がいるおかげで仕事が舞い込んでくるJr.の子もいるわけです。

そうしたら、やっぱり嵐ってすごかったなあって思うし、嵐は思い出として大切に大切にしまっておこうと思ったんです。

 

翔くんは最高すぎてあなたに似合う言葉がわたしには見つからない、それくらい大きくて立派で凄い人でした。

だからもうわたしはあなた個人に望むことは何もないし、あなたを応援する必要もないと思いました。

どうか、どうか嵐がなくなりませんように。わたしの好きだった頃の嵐を思い出させてくれる時が来ますように。翔くんが少しでもたくさんの幸せに出逢うことができますように。

 

お読み頂きありがとうございました。